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2011.03.27 (Sun)

【その他】  多くを語らず

  
      
                           2011.03.27




「お帰り!」


息子が日立市の仕事場から夜11時近くに家に戻ってきた。

疲れ切った様子で、まず風呂に入った。
その間、嫁さんは大急ぎで料理を作りだす。

風呂から上がった息子、
胃が小さくなったと言いながらも、
嫁さんの用意した暖かい食事を美味しそうに食べる。

いつもならもう寝ているつくねが長男の周りを離れない。
何か自分も食べる物を貰えると思っているのだ。

つい先日の日立市近くを震源とする震度5強の地震について、

「どうだった」

と、聞いてみたが、、
大したことがなかったよと言うだけである。

仕事柄、多くを語りたくないのだろう。

何事もなかったように自分の部屋に戻って行った。


嫁さんと二人で話す。
こうして元気に帰ってこれるだけでも有難いことだと。



翌日は、さすがに疲れているのだろか、
午前中いっぱい寝ていたが、
起きてくるなり庭に出て、土いじりを始めた。

津波の被災地では、目を覆うような惨状が広がっているのに、
我が家の庭では、木々の芽吹きが始まっている。

そんな春を待つ木々達を眺める息子の後姿からは、
彼が仕事場で対応している人達の悲しみや辛さは伝わってこない。
何事もないかのような穏やかな時が流れている。

余震については、心配していない息子も
さすがに福島原発の様子は気になるようである。

しばらくして買い物に出かけて行った。

向こうで手に入りにくい物と、
雨に備え合羽を同僚の分も合わせ買い求めてきたらしい。


早めの夕食、
息子の好きなものを食べさせた嫁さん。


つくねを抱いて義母が手を振る。
嫁さんが投げかける。

「気をつけてね」

また、夜の日立市に向け息子の車が走り去った。






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2011.03.19 (Sat)

【その他】 震災後1週間目に

    

                           2011.03.19   



「ようやく水が出るようになった」

昨日、深夜近く長男から嫁さんに連絡が入った。

地震が起きたその日は、たまたま東京にいた長男が、
翌日に仕事場の一つである日立市に向かうという。

 道路状況が良くないから無理と違うの、
 上司の指示に従ったら、
 まだ余震があるから、
 ・・・・

嫁さんが色々と電話で長男を引きとめていた。

 同僚が、一部壊れた建物の中で仕事をしている、
 行くか行かないか決めるのは自分だ。

そう、言い残して、結局一昼夜かけて仕事場に舞い戻って行った。

その後、無事に日立市に着いたことと、
仕事場の状況の簡単な報告があった。

 食事は取れているの、
 余震は、
 福島原発は、

問題ないという、短い連絡で電話は切れた。

TVで映る被害状況や避難されている人々の様子を見ていては、
息子を心配する嫁さんもそれ以上は多くのことを言えないでいる。


この1週間、義母も嫁さんも私もTVの前を離れられない。

原発の様子がすごく気になる。

私も思い余って息子にメールをする。

家で心配していることが分かったのか、
折り返し嫁さんに連絡が入る。

声を聞いているだけでほっとする。

原発のことはよくわかっているので
余り言わないで欲しいという。
食事もちゃんとしているから心配ないそうだ。

二言三言で電話が切れる。

嫁さんもただ身体に気をつけてと言うしかない。

それが、昨夜、深夜頃に嫁さんに電話が入る。

ようやく水道が復旧したという。
食事は、一日おにぎり二個という。
これから帰って風呂に入るらしい。

それでも、一週間ぶりに風呂に入れるだけましだと
明るい声だったとか。

日立市の職場に付いた時、
食事その他の状況は問題ないと言っていた息子。

やはり家族の者に心配かけたくないからそう言っていたのだろう。

一日おにぎり二個の食事や断水のときでも、
我々家では、それなりの食事を取り、風呂にも入っていた。
せいぜい協力していたのは、節電とガソリンを使わないことくらい。

仕事のために日立市に行った息子のことですら心配な我々。

実際に被害に遭われ、家族と連絡がつかない人々や
避難所での苦難の生活を強いられている方々に
一日も早く、支援物資とケアーのための人手が行きわたるよう祈りたい。







                                         【その他】 目次



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2011.03.06 (Sun)

【その他 目次】

 
 
 
   - -  その他 目次  - -


001.白いカーテン
002.中国激安ツアー 初日
003.中国激安ツアー その2 
004.中国激安ツアー その3(最終) 
005.花火見物 
007.こんにちは
008.水仙ロード
009.天の声
010.「ウッ、痛い!」
011.ポイント稼ぎのはずだったのに
012.母ちゃんへ
013.朝の攻防
014.龍馬に誘われて
015.しまった、忘れていた!
016.逆効果
017.いざ鎌倉へ
018.災い転じて福となす
019.息子と一緒に
020.”ブーン、グリグリ、ウッ”

021.義母へのプレッシャー
022.まぐろ一匹を注文する
023.震災後一週間目024.多くを語らず


テーマ : 雑記 ジャンル : その他

EDIT  |  05:10  |  目次  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2011.03.01 (Tue)

【その他】 ”まぐろ一匹”を注文する

     
”まぐろ一匹”を注文する




「ぼくは、せっかくだからこの”まぐろ一匹”を注文するよ」


”まぐろ一匹”を注文するなんて一生のうちにまずないことである。

今年の築地でのマグロの初競り、一番の大物の値段が何と3249万円である。
そこまではいかないまでも、なにせ”まぐろ一匹”である。
それ相当の覚悟は必要である。

まして私は現在は年金生活の身の上、清水の舞台から飛び降りた気持ちで注文したのに    
義母や嫁さん達は少しも動じないのである。

山内一豊の妻ではないが、さすが女性と言うものは太っ腹である。
いざという時のために備えているのだろう。


朝食を終え、久しぶり腰痛防止に癒しの湯にでも行こうと思っていると
嫁さんが部屋にやってきて、

「母さんが三崎に行くって」

と伝えに来た。

昨夜、義母に気分転換に何処か行くかと話をしていたが、
その時は余り乗り気ではなかった三浦半島の三崎、
今朝の暖かな日射しを見て急に行く気になったらしい。

なにせ神の声である、私の温泉行きは当然中止となる。

三崎と言えばマグロである。
せっかく行くのだから、マグロの水揚げされる市場も見て見たい。
毎度のことだが、バタバタとWEBで調べにかかる。

下ではつくねがトイレを済ませ走り回っているという。
せめて昨夜のうちに行く決心をしておいてくれれば、
ちゃんと準備をしておけたのに、と言っても詮無いことである。

何とか人気のお店を探し終え、家を後にする。

港北ニュータウンは、電車で移動するには不便だが
車での移動はいたって便利が良い。

港北ICから横浜横須賀道路の衣笠IC経由で三崎まで1時間弱で着いてしまった。
三崎漁港の駐車場に行くと、なんと大型観光バスがずらりと止まっているではないか。


まぐろ一匹1


「すごいね、今日は平日だよ、三崎ってやはり有名なところなんだ」

私も、この観光バスの数には驚いた。
海鮮市場の前には大勢の熟年おばさん達がたむろしている。


まぐろ一匹2


駐車場に車を入れ、我々も“熟年”の一行に仲間入りである。

義母は、大型スーパよりこうした所謂”市場”の雰囲気が好きである。


まぐろ一匹3


威勢の良い売り子のおばさんが義母と嫁さんに声をかける。
日頃買い求めているスーパと違って、対面販売は熱気がある。

「あなたもお酒の肴にマグロを買って帰ったら」

と嫁さんがす勧めるが、私には思うところがあるので、買って帰るのは遠慮をする。
ここにはマグロの柵はあっても”まぐろ一匹”は見当たらないのである。

義母と嫁さんは、それぞれ自分の好物を見つけ海鮮市場を後にする。

”まぐろ一匹”を注文しようとするならば、
本来ならば所謂水揚げをする市場に行かねばならないが、
もう昼時で朝早い競りは当然終わってしまっている。

しかし、ここはまぐろの三崎である。
マグロの柵ではなく”まぐろ一匹”でなければならない。

競りで競り落とさなくても”まぐろ一匹”を注文出来る所を
出がけにWEBでちゃんと調べておいたのである。

急いで家を出たので、リードを忘れたが、
自分も”まぐろ一匹”に出会えるものと思っているのか
つくねは暖かな日差しの降り注ぐ港の広場で動き回っている。


まぐろ一匹4a


しかし、これから”まぐろ一匹”と格闘しなければならない、
可哀想だがつくねは車の中でお留守番である。

WEBで調べておいた”まぐろ一匹”と格闘できる店,
割烹旅館立花本館に向かう。


まぐろ一匹5


時代がかった5階建ての木造の建物。
たくさんの人達が暖簾の中に吸い込まれていく。

なに!彼らも”まぐろ一匹”を求めて行くのだろうか。
世の中不景気だというのに、お金は有るところにはあるものらしい。

私なんかは、義母や嫁さんに”まぐろ一匹”を注文するなんて一言も言っていない。
現役リタイヤーの我が身としては、繰り返しになるが、
清水の舞台から飛び降りる決死の覚悟できているのである。

その時が刻一刻近づいている。
呼吸が乱れているが、義母や嫁さんには気付かれている様子はない。

玄関を入り、格闘の場に案内されようとするが、
時代がかった本館故なのか、急な階段を3階まで上がらねばならないという。

足の弱くなった義母にはこれはきつい。
私が”まぐろ一匹”を注文する前に、
私の代わりに義母が清水の舞台から落ちてもらっては大変である。

こんな急な階段が目の前に立ちはだかっているのは、
これは、”まぐろ一匹”は、私には分不相応と言っているのだろう。

私が立ちすくんでいるとお店の人が、

「別館は1階にテーブル席もあり同じ物が注文できますよ」

と、私の心の動揺を見透かしたように声をかけてくる。

嫁さんは、私の気持ちなんか知る由もなく、
義母のことを考え別館の方に行くという。

別館でも”まぐろ一匹”が注文できるなら別館でも構わない。
それより、早くこの胸の鼓動を何とかしなければならない。

急いで別館の暖簾をくぐる。

「いらっしゃいませ」

本館に比べれば小じんまりした店構え。
本館同様に二階に上がれるのだが、一階の2席しかないテーブル席を選ぶ。

”まぐろ一匹”と格闘するには少し狭いのではと感じたが、
何か工夫があるのだろう。
身が引き締まる思いでその時の来るのを待つ。

「ご注文は何にしますか」

いよいよ来た!

私はWEBで調べてきた”まぐろ一匹”意外には考えられない。
なにせここはまぐろの三崎なのである。
まぐろの本場なのである。

義母も嫁さんもまだ私が何を注文するか気付いていないので
いたって穏やかにメニューを見ている。

二人とも思い思いの品物を注文する。

「あなたは何にするの」

ついに清水の舞台から飛び降りねばならない。

「ぼくは、せっかくだからこの”まぐろ一匹”を注文するよ」

あー、清水の舞台からいま正に落下し、空を舞っている様な心境である。

それにしても、テーブルの上には、
大きなまな板もなければマグロ切り包丁もない。

そうか、ずぶの素人の目の前に置いては危ないと気づかいなのだろう。

やがて店の人がおもむろに”まぐろ”の写真を持ってきた。
”まぐろ一匹”の説明をするというのだ。


まぐろ一匹6


「ここが、マグロの心臓でして、ここが胃袋です、・・・」

もうそんな説明なんかは良いのだ。
早く実物を確かめたい。

そんな私の気持ちなんか無視して、まだ説明が続く。

「これは、ここ三崎でしか味わえない”はち”といってマグロの頭の部分です。
 ここは、尾びれの根っこの所で”梶取り”と言うところです。
 このマグロの胃袋なんかも珍味ですよ。
 卵もなかなか食べれませんよ。」

もう説明は良いから早く”まぐろ一匹”とマグロ包丁を持ってこい。
私がマグロ包丁で立派に調理するから。

やがて待つこと10分ほど、
”まぐろ一匹”がお盆に載せられてテーブルに運ばれてきた。

お盆に乗って?

何で”まぐろ一匹”がお盆に乗るのだ!

しかし、間違いなくこれが”まぐろ一匹”のようだ。

私の動機が収まる。
やっと”まぐろ一匹”を目にしたのだ。


大きなまな板も、マグロ切り包丁も必要なさそうである。

ものの見事に”まぐろ一匹”が調理され“お盆”の上に乗せられているではないか。


まぐろ一匹7


これならば築地での初売りのまぐろの3249万円まではしないが家長と大蔵大臣同伴である。
なんとか清水の舞台から飛び降りなくても”まぐろ一匹”は食べれそうである。

それでも、間違いなく、これまでの長い人生で
始めて口にした、まぐろ全体の“部位”である。


まぐろ一匹8   まぐろ一匹9
       (”胃袋”と“心臓”)               (”梶取り”と”皮”)

まぐろ一匹10   まぐろ一匹11
       (”ほほ肉”と”角煮”)                 (”たまご”)

まぐろ一匹12
(左から、”はち(頭)”、“中トロ”、“赤身”)



注文したのは、”まぐろ一本”ではなく”まぐろ一匹“コースという料理であった。

義母にも嫁さんに、初物のおすそ分けをする。

人生、長生きはするものである。


(参考)
割烹旅館 立花 HP 

マグロは、海で泳いでいるときは”一匹、二匹”と数え、水揚げされると“一本二本”と数えるそうである。




  
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2011.01.28 (Fri)

【その他】 義母へのプレッシャー

   
   
    
   
義母へのプレッシャー



甥っ子が東京に用事で来たついでに家に立ち寄った。


「おじさんは、うちのおやじより言いたいことをおばあちゃんに言うんだね」

と、夕食時に義母と私の会話を聞きながら驚いている。

「おじさんの方が実の息子で、私なんかお嫁さんと思われることがあるのよ」

嫁さんも、驚いている甥っ子に相槌を打っている。


義母は、今でも実家では家長のような存在で、
甥っ子の親である長男夫婦にも色々と指図をする存在である。
”老いては子に従え”は、義母には当てはまらないのである。


我が家でも、嫁さんは義母には頭が上がらず、
基本的には義母の言う通りに動いている。

やはり小さい時から義母に厳しく躾けられたせいであろうが、その点私は有利である。
なにせ娘の婿さんという立場なのか、結婚当時から義母には大事にしてもらっている。

そのせいか、嫁さんと結婚して以来、義母とはずーと仲が良く、
甥っ子が驚くような会話を義母との間でしているのである。


「足腰が弱って動けなくなったら一番困るのは自分だよ」

義母にとっては耳が痛いのだろうが、それでもやはりしんどいのかなかなか散歩に出たがらない。

嫁さんは、行きたいときに行けばいいという主義であるが、
義母が寝込んだら、本人も大変だが嫁さんも大変なはずである。

そう思って、義母には”散歩散歩”と”プレッシャー”をかけている私である。


もう一つ義母にかけている”プレッシャー”がある。

「もうお腹一杯、残していい?」

「だめ!それくらいのご飯、食べなさい」

食べることに興味がないのか義母はとにかく食が細い。
小さなご飯茶わんに半分も入っていないご飯が食べれないのである。
その分、おかずをたくさん食べているなら問題ないがそうでもない。

最近は、ご飯を残したくなる時、そーっと私の方を盗み見する始末。
知らん顔をしていると、しょうがなくご飯を口に押し込むように食べている。


食事時の義母と私の会話を、驚いた顔をしながら聞いていた甥っ子が助け船を出してくれた。

「おばあちゃんは、もう少ししたらご飯だと言うのに、お菓子とか何かをたべるんだから」

そうなのである、食事が細い割には、おやつのようなものは好きなのである。
散歩には二の足を踏むのに、近くのケーキ屋には何かと理由をつけて買いに行く。
そんなわけで、我が家では、夕方4時以降はおやつ禁止条令が制定されている。


先日も、つくねが一日餌をまるで食べないで、元気がない日があった。
もう義母は、心配で心配でたまらないのである。

結局その日何も食べずにいつものように私の横で寝たつくねをわざわざ覗きに来たし、
悲しくて涙を流したのであろう翌朝目をはらして起きてきた。

「つくねが餌を食べないと、心配なのだろう。
 同じだよ、おばちゃんがご飯を食べないと我々が心配するのと」

翌日は元気になったつくねを見て、
それはそれと言った調子で相変わらず食の細い義母である。

嫁さんは、前述したように、義母の好きなようにするのが一番、という考えで
私だけが義母に”プレッシャー”をかけるのである。

確かに嫁さんの考えも一理あるが、
やはり義母には出来るかぎり元気でいて欲しい。

そのためには食べること、身体を動かすことが基本だ思う。

「あなたも母さんのような歳になったら、同じように言ってあげるからね」

と、一応、嫁さんは義母の立場に立っているが
これも散歩を嫌がるつくねを連れて義母との散歩は欠かさないでいる。


「ねー、この前なんか、おじさん酔っぱらって、
 おばあちゃんに1時間以上も説教しているのよ」

実家ではまだ現役の家長として君臨している義母に対して、
プレッシャーをかけたという私を、甥っ子は有り得ないという顔をして驚いていた。





  
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