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2007.11.05 (Mon)

【一人旅】 五の三 登別温泉

 五の三 登別温泉              八月六日



 『手拭で 隠す姿が 似合わない
            スッポンポンで 大手を振って』

 『登別 地獄の釜の 湯加減を
            全裸で回る 鬼にも似たり』



パンツの置き干しで冷や汗をかいた私ですが、
今日は北海道でも有数の温泉地、登別温泉に来ています。

多くの土産物屋が軒を並べ、
ホテルや旅館が所狭しと建ち並ぶ、一大観光地です。
小雨にもかかわらず、ひっきりなしにマイカーや観光バスが
登別の名所のひとつ、地獄谷に吸い込まれていきます。

お父さん達は、この地獄以外に、登別の有名なものは何かご存知ですか。

 「そりゃお前、登別温泉と言えば、熊牧場だろう」

お父さん達の歳で、熊牧場はないでしょう。

実は、お父さん達ならぜひ行きたいと思う、
スッポンポンで運動が出来る運動場が有るのです。

 「おい、ちょっと待て。
  お前、また何かを企んでいるな。
  ヌーディストクラブじゃ有るまいし、
  そんな所が有るわけがないだろう。
  もうだまされないからな」

最初からそんなに突き放されると、話が前に進まないですよ。
話し相手がお父さん達ですからもっと気楽に行きましょうよ。

そこでお父さん達に質問です。
お父さん達は、大人になってからスッポンポンで、
歩いた距離の最高はどのくらいですか。

 「・・・・・・・・・」

返事がないところをみると、完全に私を無視する気ですね。
せっかく登別温泉の名所を案内してあげようと言うのに。

では、お父さん達が関心を持ってもらえるまで、
一人でしゃべっています。

確かに、私が馬鹿な質問をしたことくらいは分かっています。
それを承知で話を続けます。

我々が日頃スッポンポンで歩くところと言えば、
風呂場の浴室内か脱衣所くらいでしょう。
独身の場合だって、風呂上がりせいぜい2DKの室内を
うろうろするくらいが精一杯ですよね。

いわんやお父さん達が、風呂上りにバスタオルを腰に巻いたまま
リビングでビールでも飲んでいようものなら、
思春期の娘さん達は、お父さん達の醜い身体を見たとたん、
一目散に自分の部屋に逃げ込むことでしょう。

まだ自分の部屋ならば良いですが、
反動でスラッとした彼氏のもとに行かないとも限りません。
娘の前では、裸でビールを飲むのはやめましょう!

 「スッポンポンで、どれだけ歩いたかだと。
  何が醜い身体でビールを飲むなだと。
  ぐだらんことをごたごた言いやがって。
  家でどんな格好をしようが、
  お前にとやかく言われる筋合いはない!」

おやおや、もう沈黙はやめたのですか。
そうですよ、そうでなくては話をしていてもつまらないですよ。


お父さん達の身体にけちをつける娘さん達に言ってやりなさい。
お前達、家族を養うため毎日会社に行き、
毎晩同僚やお客との飲み会でこうなったのだと。

でもそれは、苦しい言い訳ですね。
ましてや、お前達を養う云々と言ったとたんに、

「誰が産んで欲しいと言った」

とか、

 「もっと稼いで来て欲しい」

などと、奥さん達と娘さん達が結束してお父さん達に
言い返すのが落ちですね。

また、そんなふうに愚痴を言っても、
その身体は、そう簡単には、
娘さん達の彼氏のような格好のよいスタイルにはなりません。

せめて風呂上りは、若者風にトレーナくらいを着て
娘さん達の前では、ビール腹をさらさないことですね。


以前、パンツを脱いで寝よう、というラジオ番組で、
その効用を紹介しましたが、
パンツを脱いだときの開放感がさらに強調される、
スッポンポンで運動が出来るところが、
実はこの登別温泉に有るのです。


かなり古い話ですが、新千歳空港がオープンする前、
札幌に出張の際、千歳空港からJRを利用して札幌市内に行く場合、
駅に行くための渡り廊下を利用された方も多いと思います。

そのかたがたは、私同様に気付いておられたとは思いますが、
登別温泉の第一滝本館の大きな広告写真が掲示されていたはずです。
実は、この広告写真がスッポンポンの運動場に関係するものなのです。

 「じらさないで、早く教えろ!」

ハイハイ、いまから説明します。

実は、その広告写真には、ローマ風呂風のような大浴場に、
大勢の女性が入浴しているところが写っているのです。

こう話すと、直ぐお父さん達は、早合点をして、
お父さん達の好きな話を期待するでしょう。

しかし、その渡り廊下は、公共の廊下です。
広告写真には、間違ってもお父さん達が
ひそかに期待するようなものは写ってはいません・・・?!

そうなのです、写っていないと断定すればよいのですが、
正直、“?!”っと思うような内容なのです。

私自身も、その大きな写真に写っているものをゆっくり見るために、
何度かその写真の前を往復したくなるのです。

というのも、その広告写真には、
スッポンポンの若い女性が後姿で浴室内の階段を上っていく姿を
アップで捉えているのです。

繰り返しますが、子供も女性も通る公共の渡り廊下です。
後姿と言えども、その背中の白い肌と、
柔らかそうな大きなお尻に健康的な色気を感じるのは、
決して私だけではなかったと思います。

第一滝本館と札幌市の勇気に感謝です。

このあたりが、観光立国の北海道であればこそ出来る
顧客思考の現れだと思いますが。


今回の北海道温泉巡りで、登別温泉に来たとき、
直ぐにあの大きな広告写真を掲示していた
第一滝本館を思い出したのです。
やはり宣伝効果抜群の広告写真だったのでしょう。


これまで全国色々な温泉地を回っていると様々な体験を積みます。

その一つとして、いわゆる大きな温泉街を形成するようなところには、
たいてい共同浴場が有ります。
そのため一般のホテルや旅館では、温泉入浴だけの日帰り客には、
その共同浴場を勧め、なかなか宿の温泉には入らせてもらえません。

登別温泉も北海道有数の温泉街ですから当然共同風呂が有ると思い、
地元の人にその場所を確認しました。

ところが、その共同浴場に行く途中に、
あのローマ風呂の第一滝本館が目に飛び込んできたのです。

第一滝本館=ローマ風呂=女性の白い肌と連鎖反応で、
私の足は共同浴場に向かわず、第一滝本館の玄関に向かいました。


第一滝本館に着いて、日帰り入浴が可能か聞いたところ、
快く応じてくれるのです。

しかし、いざ入浴料を払う段になってびっくり仰天です。
新宿の歌舞伎町ではありませんが、
写真を見るのは無料だが、それから先、いい思いをしたければ、
お父さん達、お金を払いな、と我々の本能を逆手に取ったような、
すごい商魂にぶつかったのです。

なんと、2000円もの入浴料を取ろうとするのです。
あの広告の大写真の白い肌の女性と一緒に混浴が楽しめるならいざ知らず、
所詮は見たくも無い毛むじゃらの裸を見せられるだけなのです。

こん畜生と思ったのですが、なにせ、こちらはあの女性の白い肌に
引き付けられてのこのこここまでやってきた弱みがあります。

日帰り入浴は出来ますか、と訊ねて、
2000円ですと言われ、そこで止めますは、言いにくいのです。
ぶつぶつ2000円の高さに文句を言いながら
目指すローマ風呂に向かいました。


いざホテルの中に入って見るとこれが驚きなのです。
実に豪華で素晴らしい立派なホテルなのです。
過去入浴した温泉宿で、このような立派なホテルでは、
日帰り温泉客などは、これまではお断りだったのです。

高い吹き抜けのロビー、さりげない照明の中に掛けられている絵画、
廊下の所々に置いてある生け花、ケバケバしさがない重厚な絨毯。
どこをとっても、経営者のお客への心遣いが感じられます。
更に驚きの極め付きが、あの大写真に写っていた浴室なのです。

当然あの写真の女性は拝めないのですが、
その目玉が無くても充分2000円を払っただけの価値があったのです。

普通、温泉旅館やホテルの浴室は、
単に浴室と表現すればそう問題はないのですが、
ここ第一滝本館では、ビル全体が浴室と言っても良いほどの広さがあるのです。

ワンフロアーが大型バス250台が駐車できる
(とパンフレットに書いてあります)
5000㎡の広いというか広大な浴室、いや運動場に、
29種類もの浴槽があるのです。

しかも、浴室の中の、特大の1枚ガラスの外は、
登別地獄が広がっています。


これだけ広い空間を移動する際、日帰り温泉入浴の七つ道具ならぬ、
唯一の道具である手拭を腰に巻いて歩くことに、
すごく抵抗を感じるのです。

何せ250台もの大型バスが駐車できるほどのスペースを、
極小の一物を手拭で隠しながら歩くのが馬鹿らしく思えてきます。


 『手拭で 隠す姿が 似合わない
            スッポンポンで 大手を振って』

と言う気になってくると、後は怖いもの知らずですよ。

気持ちが大きくなり、目の前を大勢の観光客が見物する地獄にもかかわらず、
閻魔大王の手下の鬼が、地獄の釜の湯加減を確かめるように、
スッポンポンで、29個の浴槽の湯に全て浸かって回りました。


 『登別 地獄の釜の 湯加減を
           全裸で回る 鬼にも似たり』


★データ
(走行距離)百五十二キロ
(入浴温泉)登別温泉・カルルス温泉・洞爺湖温泉・蟠渓温泉・北湯沢温泉





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テーマ : 一人旅 ジャンル : 旅行

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