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2007.06.06 (Wed)

【私は、つくね】  私は、「も」に弱い

第四話 私は、「も」に弱い


おとんは、おはぎが好きだ!


家系図を作ってみてみるまでもなく、
おはぎば、おとんの初孫だ。
それにくらべ、私はおとんの娘になる。
世間では、孫は可愛いというが、やはり本当なのかな?


        |-- おにーちゃん
 おとん   |
  |---|-- ちーにいちゃん
 おかん   |     |--- おはぎ
        |   おねえちゃん
        |
        |-- つくね




あのデレーッとした顔で、

「つくね!つくね! つくねは、本当にかわいいなーー!」

と、私の身体中をなぜ繰り回し、スキンシップを求めてきているのに、
私より”おはぎ”のことが好きなのはおかしい!


おとんは、私が家族の一員になってからは、
”つくね”を食べなくなった。



「!?」
(私の話の中には、”!?”が多いですね。)


実は、”おはぎ”違いなのです。
そうなんです、おとんの好きな”おはぎ”は、
”おはぎ”ではなく”おはぎ”で、
おとんの嫌いになった”つくね”は、
”つくね”ではなく”つくね”のほうなのです。



何をしゃべっているのか、自分でもわからなくなりそうです。

全ては、ちーにいちゃんとおねえちゃんが
変な名前を我々につけるから悪いのでーす!


私が、言いたかったのは、人間の言葉ではこういうことだ。


おとんが好きな”おはぎ”は、
あの小豆のまぶした、食べる”おはぎ”のことで、
また、おとんが、私が家族の一員になってから、
食べなくなったというのは、
焼き鳥の”つくね”のことなんです。


分かって頂けましたか。


おとんは、日本茶が大好きで、
一日に何杯もおいしそうにお茶を飲む。
そのお茶請けに、”おはぎ”をよく食べるのです。


ちーにいちゃんのところに、
”おはぎ”がやってきてからでも、
何も気にせず、おはぎを食べる。



しかし、私が、”つくね”という名前で家族の一員になってからは、
他の焼き鳥を食べても”つくね”だけは食べなくなった。



ということは、
おとんは、
”おはぎ”より私のことを気にかけていることの現われなんだ。


私も嬉しくなるから、
潤んだ目で、おとんをみつめ、
ぺろぺろとおとんの顔を舐め回す。


おとんは、やめろやめろ、と言いながらも
ニコニコしている。


わたしも、おとんが大好きだ!


そんな、大好きなおとんが時々意地悪をする。


私に留守番をさせて、おかんと出かけてしまうのだ。



おとんは、家にいるときは、
たいていジャージのズボンかパジャマ姿だ。


そのため、おとんが外出するときは、
必ず服を着替えるので私にはすぐにわかる。



おとんが服を着替えたら、私は一目散におとんのそばに駆け寄る。
私は?


「おとん、私は?」






しっぽをめい一杯振りながら、訴える。
ジャンプしておとんにまとわりつく。
まばたきもせず、おとんを見つめる。


「私も連れて行って!」


このときだ、


「よーし、つくね”も”行こうね!」


と言ってくれたとき、私の喜びは爆発する。



「やったー!」


ちぎれそうに尻尾をふりながら家の中を駆け回る。



「やったー、私”も”連れて行ってもらえる!」


このときは、おとんは大好きな大好きなおとんになる。
しかし、そんなおとんも、



「だーめ、つくね”は”お留守番、行ってきます」


と言う事がある。
急に、しっぽを振るのが馬鹿らしくなる。
うーん、また私は,お留守番か。


勝手に行ってきたら。

伏せ4
私は、おとんと目を合わすことなく
しっぽを下げたまま座布団に向かう。


精一杯の抗議をこめて寝たふりをする。
おとんを無視する。
おとんは、嫌いだ!


私は、家族の言葉がわかる。



特に、私は「も」に弱い!



               (”【私は、つくね】目次へ






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