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2010.11.09 (Tue)

【その他】 逆効果

     
   
    
逆効果                      2010.11.09



先日ようやく連れ出せた。

誰を?
義母を。

何処に?
映画を見に。

その前の日、嫁さんが義母を美容院に連れて行った。
義母は余り行きたがらなかったのだが、
嫁さんも何とか義母を外に連れ出そうと考えているらしく、
そこは女性同士、やはり綺麗になるのが気分転換の近道ということなのであろう。

やはり義母も美容院に行って気分が良くなったのだろうか、
今日映画にでも行こうかと誘うと出かけてもいいと言う。


気持ちの変わらないうちに、早速映画館のあるららぽーとに向かう。
港北東急やノースポートにも映画館があるが、
義母も嫁さんも私も、ららぽーとのソフトクリーム大好き人間。
映画を見た後は、好物のソフトクリームが食べたい理由でららぽーとに行く。


車の中で義母が言う、

「私みたいな年寄りが映画を見に行っているかね」

以前も同じようなことを言っったことがある。
ららぽーとで椅子に嫁さんと3人で座りながら、

「あの人の歳は75歳くらいかね」

「私みたいな年寄りじゃないでしょう」

「でもお母さんより若いのに老けて見えるわね」

3人で勝手に他の人の歳を想像しては、白い歯を出しながら笑っていた。

ららぽーと、確かに若い人達が買い物に来るお店が多い。
平日などはヤングママで一杯だし、
学校はどうしたんだろうかと心配するほどの中高生も目立つ。

そんな中での義母の言葉ではないが、
82歳といった義母のような年寄りの姿は確かに余りというかほとんど見かけなかった。


そんな若い人達が集まるららぽーとに義母と映画を見に行こうというのである。

義母の言葉ではないが若干不安になる。

不安になるのは義母の歳ではない。
映画を見るのに一切年齢は関係ないはずである。

不安なのは見に行く映画の内容にあるのである。

”十三人の刺客”

そう、役所公司、稲垣吾郎らが出演する時代劇である。


逆効果1
 (東宝映画紹介より転載)


江戸後期の明石藩の藩主で将軍の異母弟役の稲垣吾郎が、
その暴虐無法の振る舞いを見事に演じていることと、
映画の後半数十分にも及ぶ刺客と藩主側の死闘が話題の映画である。

ベネチア国際映画祭出展作品だということもあり
いつか見に行こうと思っていた映画である。


暴君をやっつけるスカッとした映画を見れば
義母も少しは気分転換になるのではないかと、
車の中で粗筋を話しているところまではよかった。

ららぽーとについて映画館に入る。
チケット売り場は他の映画を見る人も含め結構大勢の人達でにぎわっている。


逆効果2


だが、義母の言う通り80歳を超えていそうな人は、
確かにいないことも事実である。


映画が始まる。
のっけから諫言する江戸家老の切腹シーンで血が流れ、
その家老の一族を生きたまま、藩主の稲垣が矢で殺していく。

宿場とした尾張藩の家臣の妻がなぶりものにされ、
両手両足を切断された女性が出てくる。
 ・ 
 ・
 ・
藩主稲垣の暴虐無法の振る舞いが次から次へとスクリーンに映し出される。


これは、駄目だと思った。

映画そのものを言っているのではない。

義母の気分転換のためにと思って連れてきた映画、
気分転換どころか気分が悪くなるに違いない。


案の定というか心配したとおり義母は、
途中で嫁さんと席を立って出て行ってしまった。

私も、帰ろうかと思ったが、
なにせ”ベネチア国際映画祭出展作品”であり、
後半の死闘シーンを見ないで帰るのも惜しいと思ったがしょうがない。

しかし途中で帰ることはもったいないと思ったのか嫁さんが戻ってきた。
義母を何処かに休ませてきたのだろう。

お陰で何とか13人の刺客対200人の家臣団との死闘シーンを見ることが出来たが
これといった感動を感じることはなかった。

13対200という大差の肉弾戦で藩主の稲垣を討ち果たすという
非現実的な設定がいくら映画といってもリアリティに欠けている。

それよりも義母が一人で数十分も待っていることが気になり
スクリーンに身がはいらなかったのかもしれない。


義母の気分転換にかこつけて
自分が見たい映画を見に行くという不純な動機では義母が喜ぶはずがない。
映画を観終わって外で待っている義母に何度も謝るしかなかった。


逆効果3


救いは、1時間ほど一人で待っていた義母が、
ららぽーとに来たもう一つの目的であるマザー牧場のソフトクリームと
遅めの昼食を美味しそうに食べてくれたことである。


逆効果4   逆効果5




気分転換どころか気分を悪くしてしまい逆効果の一日であった。

反省!







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テーマ : 気になる映画 ジャンル : 映画

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*Comment

都筑の森@横浜 様

むずかしいですね映画は・・・
ことに「祭」に出ているものには危ないものが少なくないですから
性描写や暴虐シーンがどこでどのボリュームで出てくるか・・・チェックしきれないこともあります 
わたしも映画大好きな人間でしたが 子どもを持ってからは「三丁目の夕日」とか「たそがれ清兵衛」とか健全路線のみ(笑)
退場なさったのは賢明な対応でしたね
みんこ |  2010.11.09(火) 12:44 |  URL |  【コメント編集】

■私も。。。

私も流血もの、ダメなんです。
だから、戦争ものの映画は行けないんです。
手術シーンも、あまりにリアルすぎるとダメで。。。

13人の刺客。。。
ちょっとハードなんですね。

最近は、リアルであればいい。。。みたいな
映画もありますが、私は、それよりも
内容がよければいいと、思っていますが。。。

sirowan |  2010.11.09(火) 15:26 |  URL |  【コメント編集】

sirowan さん

義母が退場してからも、首が飛ぶシーンや流血シーンが多数出てきて
正直なところ退場していてよかったと思いました。
今度からは気をつけないと肝に銘じました。


みんこ さん


確かに映画はTVと違って、見る側の人間が内容確認して
映画を選べば済むことかもしれませんが全ての内容を
確認できるわけではないので、君子危う気には近寄らず、
しかないですね。
今回も、十三人の刺客か、雷桜かを悩んだのですが、
13人対200人の戦い、スカッとするのかと思ったのが
そもそも判断ミスでした。82歳の義母がスカッとするわけ
ないですよね。




   都筑の風@横浜
都筑の風@横浜 |  2010.11.10(水) 17:45 |  URL |  【コメント編集】

アメリカでは確実にR指定がかかる映画ですね。
日本の映倫は、大人なシーンには規制がかかりますけど、暴力や血、残虐なシーンは案外野放図です。

でも、お義母さまのような年齢の方にこそ、もっと劇場で映画を楽しんでいただきたい、そういう趣旨で、興行協会はシニア割引を実施してると思うので、どんどん出かけていただきたいです。



Rosa |  2010.11.11(木) 19:25 |  URL |  【コメント編集】

Rosa さん

Rosaさんはお仕事の関係で日本とアメリカの映画の規制(?)の
違いには精通されておられるのですね。
今回の”13人の刺客“確かに生きたままの男女を矢で射抜く場面や
手両足切断した裸の女性を画面に露出させる等、なぜR指定がされて
いないのか考えさせられます。
シニア割引、我々夫婦には、”夫婦共有の時間“の積み上げには
役立っていますが、義母のようなスーパシニアの方々がもっと
映画を見に行くような内容を含めた企画が必要かもしれませんね。
特に新作である必要がないのですから、各映画会社の倉庫に眠って
いる名作の再放映など有ってもいいですね。


    都筑の風@横浜

都筑の風@横浜 |  2010.11.12(金) 09:41 |  URL |  【コメント編集】

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