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2010.12.11 (Sat)

【温泉雑記】 滝見温泉 1340湯目

 
                               2010.11.07入湯
 
 

今日、昨日入湯した小渋温泉にも増して良い温泉に出会えた。
これまで私の入湯した温泉の中でも最高の評価であるランク5の温泉なのである。
実に久しぶりのランク5の温泉である。

その温泉の名は”滝見温泉”という。




下條温泉を朝早めに出て中央高速飯田山本IC北側の南木曽方面に向かう。
今日は、あららぎ温泉、滝見温泉、富貴の森温泉、昼神温泉、月川温泉と巡る予定である。


昼神温泉街を通るが、まだ朝早いので入湯予定の日帰り入浴施設は開いていない。
帰りに立ち寄るつもりなので国道256号線をそのまま南木曽方面に向かう。

昨日温泉を巡った大鹿村より標高が高いのであろうか、
国道256号線の前方左右見渡せる景色は、
全で赤や黄色に色付いた錦繍の木々で埋め尽くされている。

何度か車を路肩に止め、その景色をカメラに収める。


滝見温泉1   滝見温泉2




そんな紅葉真っ盛りの山間に今回ランク5の評価を与えた、
一軒宿の滝見温泉”滝見の家”があった。


滝見温泉3   滝見温泉4



この旅館のたたずまいを見た瞬間に、
心配りの行き届いた旅館という印象を受けた。

所謂高級旅館では決してないが、
素朴だが温かみの感じられる旅館である。

玄関のドアを開け立ち寄り湯のお願いをする。
私が、本日最初のお客のようで、
準備のためしばらく待った後、浴舎に向かう。


滝見温泉5


人一人しか通れない入り口の先は、
これも二三人で一杯になるような脱衣所だったが、
思わずそこで足が立ちすくんでしまった。

見事なのである!
しばらく服を脱ぐこともなくそれを見続けた。

その姿は、格調高く品があり、それでいて素朴である。
私が今日最初のお客だということもあり、
それは、清潔であり凛とした雰囲気を醸し出している。

「よくおいでなさった、さあどうぞお入りください」

と、驚いて足がすくんだままになっている私を促した。


滝見温泉6


浴室との間のドアを開ける。

静寂が消え、ゴーっと水の流れる音がする。
湯口から流れるお温の音ではない。

温泉に入る前に、その音の正体を確かめる。
砂防ダムの堤から川の水が大量に流れ落ちているのである。

そう、”滝”がそこに出現したのである。


滝見温泉7


正に、滝見温泉”滝見の家”といわれるゆえんである。

内湯と露天風呂の境の窓を除き浴槽や床や天井など浴舎が全て木で出来ている。
私の一番好きな浴舎である。


そーっと露天風呂に入り身体を沈める。


滝見温泉8



ぬるめのお湯が身体にまとわりつく。
ヌルヌル感のある美人湯だ。

紅葉真っ盛りの木々の間から先ほどの滝が見える。


滝見温泉9
 

勢いよく流れる滝、
ゆったり流れる時間。

だーれもいない。
聞こえるのは滝の音と湯口から流れるお湯の音だけだ。
見上げれば、真っ青な空に一筋の雲。

私自身がこの大自然の中に溶け込んでしまっている。


滝見温泉10


一編の詩が浮かぶ。


”滝の音 露天に浸かり もみじ見る

        ふと訪れる 静寂の時”


内湯から眺める露天風呂が、もう絵そのものである。


滝見温泉11



内風呂に入ったり露天に浸かったりして時を忘れる。
気が付けば1時間半以上いたことになる。

後ろ髪を引かれるとはこのことを言うのだろう。
名残惜しみながら浴舎を後にする。

次来るときは泊まりたいと思い宿泊料を尋ねて見た。

「ここの宿は、一日一組のお客さんしかお泊めしないので」

女将さんが答える。
それで合点が行った。

浴舎の入り口や脱衣所が狭くてもいいのである。
この内湯や露天風呂に同時に入るお客が限られるからなのである。

家族や気の合った仲間で一日温泉のみならず宿を独占する。
それこそ至福の時を過ごせるに違いない。

得られる満足が高ければそれに見合う宿泊料になるのはやむを得ない。
嫁さんと再訪して見たい温泉である。

湯上りに宿の庭を散策する。

どこまでも静かなたたずまいの中で、
燃える秋が心に沁み渡っていく。


滝見温泉12   滝見温泉13



再訪することを誓って”床浪高原滝見の家”を後にする。


滝見温泉14   滝見温泉15



 







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テーマ : 温泉 ジャンル : 旅行

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*Comment

おはようございます。
滝見温泉、いいですね~♪
実は、私も行きたいと思って、チェックしている温泉の1つです。
ただ、おいそれと行ける距離じゃないので、なかなか実現しませんが・・・
都筑の風さんの記事を見て、ますます行きたくなりました(*^_^*)
りゆう |  2010.12.11(土) 09:14 |  URL |  【コメント編集】

■都筑の風@横浜 様

<全で赤や黄色に色付いた錦繍の木々で埋め尽くされている。

何と格調高い文章でしょう

温泉に行きたいと思いますが 行くまでに疲れそうで重い腰があがりません
岡山にも湯原温泉がありますがどんなものですか?お湯博士さま
みんこ |  2010.12.11(土) 09:44 |  URL |  【コメント編集】

りゅう さん


温泉巡りの趣味では今回のような温泉に出会えたときが
一番うれしいですね。
結構時間とお金を使い他人から見れば・・・。
りゅうさんも行く予定をされているとのことですが、
やはりここの温泉は季節を選ばれた方が良いように思います。


みんこ さん

湯原温泉、あのダムの下の露天風呂、温泉ファンなら
大概知っている”有名”な所ですねv-8
女性も入浴している写真が時々掲載されますが
多くは撮影用のモデル系の女性ですね。
私が入った20数年前はそんな方々はおられず、
男性Onlyでしたね。
岡山県にはもう一つ有名(?)な見返りの湯といって、
女性の露天風呂から男性の露天風呂が見える湯郷温泉
竹亭という宿がありますよね。
たまには“思い腰”をあげてお肌リフレッシュに行かれるのも
いいのでは。


  都筑の風@横浜

都筑の風@横浜 |  2010.12.12(日) 09:55 |  URL |  【コメント編集】

■ありがとうございます

都筑の風@横浜  様

美作のほうの温泉ですね
そろそろ  地元岡山にも着手?しないといけませんね
男性の露天風呂は見たくないですが(笑)
みんこ |  2010.12.12(日) 12:36 |  URL |  【コメント編集】

みんこ さん


ほかにも足温泉とか真賀温泉と言った
女性は避けて通りそうですが温泉ファンなら垂涎の温泉もありますよね。
寒くなったこの季節、温泉に入って美味しいもの食べるのもいいですよ。

  都筑の風@横浜
都筑の風@横浜 |  2010.12.13(月) 10:28 |  URL |  【コメント編集】

一軒宿の滝見温泉”滝見の家”・・・
こちらは、素晴らしいロケーションの中に、ひっそりと建つ温泉宿ですね。
紅葉を見ながら、滝を見ながら、のんびりした時間を過ごして、良い湯に浸かる・・・最高な時間ですね。
札幌温泉人 |  2010.12.16(木) 09:00 |  URL |  【コメント編集】

札幌温泉人 さん


お久しぶりですv-9
最近ほとんど遠出の温泉巡りをしなくなりましたが、
今回はどうしても身体の方が温泉巡りを要求したため
10湯ほど入湯してきました。そのうち4湯が高い評価の温泉
でしたので楽しい旅でした。
昨今の特色のない日帰り入浴施設に比べ、
やはり個々の温泉宿はお客志向の特色作りに力を入れていますね。
北海道ほどの秘湯は多くないにせよ大満足の温泉巡りでした。


   都筑の風@横浜

都筑の風@横浜 |  2010.12.16(木) 13:24 |  URL |  【コメント編集】

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